【山域】くじゅう山系
【登った山】涌蓋山、大船山
【山行日】2000年12月31日(夜)~2001年1月2日
【コース】
(1月1日)涌蓋山はけの湯登山口~涌蓋山~はけの湯登山口====車で移動→男池~ソババッケイ~大戸越~坊ケつる~法華院(バンガロー泊)
(1月1日)涌蓋山はけの湯登山口~涌蓋山~はけの湯登山口====車で移動→男池~ソババッケイ~大戸越~坊ケつる~法華院(バンガロー泊)
(1月2日)法華院~段原~大船山~大船山避難小屋(昼食)~段原~風穴~ソババッケイ~男池
【メンバー】
(リーダー)なかなか計画書を作ってくれない「ブルージック繁」
(サブリーダー)山のお土産は炊きたてご飯?「ボッカ馬場」
(リーダー)なかなか計画書を作ってくれない「ブルージック繁」
(サブリーダー)山のお土産は炊きたてご飯?「ボッカ馬場」
(メンバー)背が高いのは、日本の山では不利かな?フランスからの山人「PASCAL YAMAK」さん、mimimama、Jimny
今年の初日の出山行は、くじゅうで!と言うタイトルで今回のリーダー「ブルージック繁」の発案計画で話は進んだ。12月31日、あわただしく仕事を片付け集合場所の「ブルージック繁」宅へ・・・・300坪はあろうかという邸宅から「シゲ・お春」夫妻と、「ボンジュール、ミナサン、ワタシハYAMAKデス」と、初対面の「YAMAK」さんが登場する。
5人のメンバーでくじゅうへと向かう。はけの湯の登山口にテントを張る。
5人のメンバーでくじゅうへと向かう。はけの湯の登山口にテントを張る。
1月1日、早朝、ヘッドランプで涌蓋山を目指す。さすがに登山者が多い。山頂には3~40人の登山者が二十一世紀の初日の出を待っていた。あいにくの曇天で日の出を見ることが出来ないまま下山する。
車を男池まで移動する。牧の戸峠の駐車場は満車状態だったがこちらには、まったく車はない。シュラフ、食料などで膨らんだザックを背負って歩きだす。
ソババッケから「平治岳」方向を見ると霧氷がきれいに付いている。楽しみだ・・・・o(^-^)oワクワク
「大戸越」への登りを2/3程進んだ辺りから積雪があった。「大戸越」からの「三俣山」もどっしりしていて
カッコイイ!青空に霧氷が映えている。しばらく景観を楽しんで、「坊ケつる」に向かう。
「大戸越」から「坊ケつる」までは、思った以上に長い。もう着くはずだけどなあ~と思いながら歩くが なかなか坊ケつるに出ない。やっと草の原っぱに出ると、「坊ケつる」の避難小屋がそこにあった。「坊ケつる」から振り返ると、白く化粧をした「大船山」が聳えている。まるで、ネパールの山村から見上げたヒマラヤの高峰の写真でも見るようだ。「坊ケつる」を抜け、「法華院」へと歩く。
予約していた「法華院」のバンガローに入る。一番新しいバンガローとの事で、きれいだった。大人5~6人はゆっくり寝ることが出来る。「法華院温泉」で温まり、新年会が始まる。
「まず、ご飯を炊きましょう」
「まず、ご飯を炊きましょう」
「何合炊くネ?」
「明日の雑炊と、余ればオノギリにしてよかけん、8合炊こうで・・・」
「そりゃあ、あんまり多かろう、6合くらいでよかさ・・・」
「うんにゃ、足らんやったら困るけん、8合炊くよ!」
一同、「シ~~~~~ン」(-_-;)
*翌日、一鍋まるまる残ったご飯は「ボッカ馬場」さんのザックへと納まったのでした。m(_ _)mご愁傷様。でも、鴨鍋はおいしく出来、ビールと日本酒で二十一世紀をみんなで祝いました。\(^o^)/
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バンガローで暖かい一夜を過ごすと、なぜか1月2日になっていた。*アタリマエカ・・・・(^_^;)
外は小雨模様。
「リーダー、計画書でいけば、もう起きんばいかん時間ばい・・・」
「リーダー、計画書でいけば、もう起きんばいかん時間ばい・・・」
「雨やろ~、もうちょっと寝とこうで・・・ムニャムニャ」
外は、雨から雪に変わった。
「リーダー、雪になったばい」
「リーダー、雪になったばい」
「そうね~ムニャムニャ・・・・」
*ダメだ、こりゃ(-_-;)
結局、起きだしたのは、下界の生活時。朝食の鴨雑炊を食べ、 バンガローのチェックアウト時間ぎりぎりの9時に出発となった。
「坊ケつる」から「段原」に向かう。ガスで展望は利かない。「段原」に出る頃から、風が強くなってきた。
一旦、「大船山避難小屋」にザックをおろし、カラミで山頂に向かう。ここからは、強烈な風だ。時々立ち止まって風をやり過ごす。山頂付近のエビノシッポがよく発達している。
貸切の「大船山」山頂で記念撮影をして避難小屋に戻る。雪を溶かして、ラーメンを作る。冷えた体に暖かいスープがおいしい。後から、登山者が2~3組やってくる。我々は、段原から風穴へと向かう。大柄な「YAMAK」さんは、張り出したミヤマキリシマの枝に苦労している。風穴からは、予定を変更して男池へと向かう。
こうして、計画書を見た時点では、よくばり山行で面白そう~~と、言う計画だったが、山行が終わってみると、重い荷物を担いでくじゅうまで、新年会をやりに登ったようなもんでした。
ボッカ馬場・・・「ソババッケまでは、どんくらいやろか?」
mimimama・・・「1時間もあれば、ソババッケイ につくとやなか・・・」
ブルージック繁・・・「ソババッケイ じゃの~して、ソババッケやろ・・・」
mimimama・・・・「ソババッケイ でよかたい、なんかおかしか?」
ボッカ馬場・・・「そしたら、レモネードってゆうてみて・・」
mimimama・・・「レモネード」
ブルージック繁・・・「なんかちがうね~」「ま、よかたい、帰りに生ビールでも飲もうで・・・・」
mimimama・・・「よかね~、生ビール飲みたかね~」
ブルージック繁・・・「だけん、生ビールじゃなくて、生ビールさ・・・」
YAMAK・・・・「ニホンゴ、ムツカシイネ~~~????」(^_^;)
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こうして、計画書を見た時点では、よくばり山行で面白そう~~と、言う計画だったが、山行が終わってみると、重い荷物を担いでくじゅうまで、新年会をやりに登ったようなもんでした。
*ばばちゃんの、あの鍋一杯のご飯はどうなったのでしょうか?カミサンから不思議がられたのでは、と気に病むこの頃です・・・・・・