Jimny yamamoto

(やまびと)

地図コンパス実習山行

【月 日】2023.12.03(日)             
【登った山】高見岳538m、女岳500m(長崎県東彼杵町の山)
【コース】岩屋登山口→高見岳→女岳(往復)                                 
【天 候】晴れ時々曇り                             
【メンバー】りーこ、ムギ、hiro、シンディー、ミーナ、mimimama、Jimny                  

YAMAP

動画


今日は久しぶりに地図とコンパスのお勉強登山です(^^♪

今年入会した新人さんたちを迎えて、登山の必須スキルの地図読みとコンパスの使い方を長崎県東彼杵町にある「岩見岳」と「女岳」で行う事にしました。長崎のマッターホルンとも言われる「虚空蔵山」の尾根続きにある山です。最近はお手軽にスマホアプリ(YAMAPなど)に頼ってしまっているので、たまにはキチンと読図とコンパスの勉強をしておきましょう・・・・(^^♪

よく言われることですが、デジタル機器にはトラブルやバッテリー切れなどの心配があります。そして何よリ、地図とコンパスの知識を身に付けておけば、そんなトラブルの時にも慌てなくて済みますし、地図アプリをもっと深く理解してより機能的に使える事にもつながります。これからの冬の時期はバッテリーの消耗が激しくなったりもしますので紙の地図とコンパスの重要性が一層高まるものと思います。

今回は地図とコンパスの初級編を行いました。次回は中級編程度の内容で機会を作りたいと思っています。以下が今回の内容の目次です。

●なぜ地図コンパスが必要なのか
・山岳遭難の原因第一位は「道迷い」
・道迷いによる転滑落を含めればもっと多くなる
・道迷いとはどういう状態か?→現在地がわからない状態
・読図とコンパスは道迷いをしないために必要、迷ってから使うものではない

●地図を読む
・まずは読図ができるようになること
・地図記号及び磁北線の理解
・等高線から地形をイメージする
・尾根(稜線)と谷(川)を理解する
・地図の縮尺によって歩く距離の目安が変わる(1時間にどれくらい歩けるか)
・読図ができるとスマホアプリがより深く使えるようになる

●コンパス
・コンパスは大まかな進行方向を見るものでGPSのようにピンポイントを示すものではない
・コンパスで進行方向を決め、実際の地形と地図を見比べながら現在地を推測して進んで行く

●なぜスマホアプリではだめなのか
・スマホアプリはスマホの故障・バッテリー切れ・電波が圏外などの場合使えない機能がある
・アプリを使いこなすためにも地図とコンパスの知識は必要
・長期間の山行などの場合はデジタル機器はリスクがある

山行終了後、登山口のあずま屋でこの日の山行を振り返ってのミーティングを行いました。参加したみなさんにも地図とコンパスに興味を持ってもらえたようなので今後が楽しみです。

↡出発前に事前座学
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↡岩屋登山口を出発
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↡林道を歩きます
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↡高見岳登山口に到着
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↡コンパスを合わせて登山スタートです
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↡高見岳に到着
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↡女岳で昼食休憩
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↡来た道を戻りました
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お疲れさまでした。(^^♪